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株式は魅力的な投資対象の一つですが、なぜ株価が上がったり下がったりするのか?簡単に言えば株 価が上がるときは現在の株価より高いところでも買いたい人がいて、下がるときは現在の株価より安くて もいいから売りたい人がいるからです。 そもそも企業の価値が一定であれば値動きはないはずなのに、なぜ株価は動くのか?株価を動かす要 因を上げていきたいと思います。 【企業の業績】 企業の業績は株価を動かす第一要因です。基本的に会社の業績がよければ配当や優待によって還元 されることになっていますから、業績が上がる=配当なども上がるの連想によって株価は上がります。ま た業績が上がれば会社の資産価値が増えますので万一解散しても株主分配によって株価以上の儲け が出るので投資する。業績がいいので、株価が上がるというのはこういうことだと思います。業績が悪け ればこれとは逆の連想で売られることになります。また業績にプラスになるようなニュースで株価が上が ったり、マイナスになるニュースでさがるのもこれを含んでいます。 【金利】 金利が上がると株価は下がります。金利が下がると株価は上がります。一般的に株式投資は値下がり などのリスクを持った投資対象です。売却益などを考慮に入れなかった場合、株式投資で還元されるも のは配当、優待ですから銀行の金利があがりノーリスクで金利を受け取れるとしたら株式を売却して金利 をもらう人が多くなると思います。そして株式が売却されることは株価の下落につながります。 【景気】 景気には回復期、好況期、後退期、不況期の4つの局面があり、これを循環してまわっています。景気 がよければ会社の業績も上がる傾向が強いので株価が上がる、悪けれれば、業績も下がるので株価が 下がる傾向が強いです。また不況期においても業績をのばしている会社がいても場合によれば、全体の 地合いにより沈んでしまう場合も多いです。また株価は未来を織り込みに行くもので、実際好況期にあっ ても半年から1年先に景気後退する可能性があれば、株価は下がる傾向が強いです。 投資スタンスのページへ
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