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売数量 |
価格 |
買数量 |
20000 |
110 |
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15000 |
109 |
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23000 |
108 |
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25000 |
107 |
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106 |
15000 |
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105 |
12000 |
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104 |
21000 |
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103 |
23000 |
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まずは上の表を見てください。上から売数量・価格・買数量とあり、各価格帯に数字が並んでいます。
これを板といい売数量に並んでいるものを売り板、買数量に並んでいるものを買い板といいます。この板
であれば106円で15000株の買い注文があり、107円で25000株の売り注文があることになり、107円で
株を購入する注文が入ったときに初めて売買が成立します。そして株の注文方法には、成行注文と
指値注文の2通りの注文方法がありますので、違いを比較します。
【成行注文】
まずは成行注文ですが、成行で買い注文を出した場合売り板の一番下の価格で株式を購入する事が
できます。この板であれば107円で購入できることになります。売り注文場合はの場合は買い板の一番
上の価格、106円で売却できることになります。
この成行注文で注文した場合は必ず注文が約定します。しかし、多少値がずれたりすることがありま
す。例えば買い注文場合、売り板の一番下の価格は今107円ですが、50000株の成行買い注文を出し
た場合107円で25000株、108円で23000株、109円で2000株購入することになります。
また、買い板が103円からしかない時に成行売り注文を出せば103円で売却することになり、現在の株価
と少しずれてしまいます。売り・買いともに板に注文がたくさんあればいいのですが、板に注文が少ない
ときは思わぬ価格で約定してしまうこともありますので注意が必要です。
【指値注文】
次に指値注文ですが、板を見れば107円で売数量が25000株の注文があります。成行買い注文を出し
た場合、107円で注文が約定してしまいます。しかしどうしても105円で買いたいというときにはこの指値
注文を使います。この注文を出すことにより、107円の株が105円に売り注文が出るまで約定しませ
ん。
この板でいえば並んでいるすべての注文が指値注文です。しかし約定したい値段でまっている分、
指値の価格に株価が到達しなければ永遠に約定しません。
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